過去の観音検定の様子 第3回観音検定

第3回観音検定は平成20年11月9日に実施。

ゲストにテレビ、ラジオ等で活躍する仏像ナビゲーター「仏像ガール」こと廣瀬郁実さんをお迎えし、西野薬師堂、正妙寺を拝観、史跡西野水道通り抜けを体験しました。

高月町役場の玄関ロビーで受付と開会式を行いました。奥に安置されているのが町内の仏師岩佐さんの手による平成の十一面観音様です。渡岸寺の国宝十一面観音様、ヤンマーさんのご縁でドイツにおられる昭和の十一面観音様。

私たちはこれらの観音様を観音の里の三観音と呼んでいます。

さっそくバスに乗り込んで拝観ツアーです。車中でも資料を 開けて勉強をされる受験者の方もいらっしゃいました。

西野の薬師堂では世話役さんからお話を伺いました。 この世話役さんは第1回目の観音検定合格者です。

薬師堂前での記念写真。まだ余裕の有る笑顔が並んでいます。

続いて正妙寺さん。ここの観音様は十一面千手千足観音様です。

お昼はサンレイバーにて地元の料理店「なかたに」さんのお弁当。 NPO法人のシンボルであるコスモスを囲んでの昼食です。

メニューは小鮎、ウロリの佃煮。エビ豆。鮒のこまぶし。赤ズイキの酢の物。 シジミとネギのぬた。水菜と油揚の煮付け。大根、人参、里芋の炊き合わせ。 出汁巻き玉子。川エビとワカサギの天麩羅等々、湖北の味覚が満載です。 みそ汁は、理事メンバーの畑で朝取りした里芋とねぎのおみそ汁。副代表の お味噌を使って、代表のプロパンガスで事務局が調理しました。

午後からは検定試験。五十問の出題を四択制で一時間で解きます。

問題は、国宝指定の十一面観音は全国に何体おられますか? 馬頭観音様が頭上に掲げているのはなんですか?等々の問いが 五十問用意されました。可愛いイラストもあって簡単に思えますが?

参考図書や資料を見ながらの挑戦です。でも、何処にヒントが有るのか 探すのも大変です。国宝十一面の七観音は何処と何処?ウーン難しい!

試験が終わると仏像ガールさんのトークショーです。いろいろな仏様のお話が 次から次へと出てきます。会場の皆さんとの交流もあって楽しい一時間でした。

トークショーの間に採点が行われ、何と満点が十四名で全員合格でした。

合格者には額に入れて飾っておく大きな認定書と 携帯できる名刺サイズの認定書が授与されます。

最後に全員で記念写真をパチリ。来年も是非お越し下さい。