過去の観音寄席の様子 第12回観音寄席

第12回観音寄席は平成31年1月19日に開催。

桂出丸さん、桂ちょうばさんにご出演いただきました。

サン・レイバー高月に組まれた寄席に100余名のお客さんが集まりました。いっぱいのお運び御礼申し上げます。

まずは席亭の武田代表理事からご挨拶。前座のつもりか初っ端からどっかんどっかん笑わせて会場を温めます。

最初は桂ちょうばさん。「ふぐ鍋」をかけていただきました。

ちょうばさんは記念すべき第1回観音寄席に出演いただいてまして、11年ぶりの出演となります。11といえば十一面観音。といえば国宝つながりの桂米朝師匠。それがご縁の観音寄席。

二席目は桂出丸さん。「牛ほめ」をかけていただきました。

マクラで入門用の落語や書き物の所作のコツなどを教えてくださったり。マクラだけでもオチもあって面白いのに、そこから「牛ほめ」って面白いを通り越してほれぼれしちゃいます。

中入りを挟みまして、最後の一席です。見台が片づけられて江戸落語スタイルですね。

という事は真打登場。

着物を変えて桂出丸さん。演目は「花筏 」でした。

大入り袋も出まして、爆笑の連続の観音寄席。無事終了しました。

恒例のネタ帳記入と、サインをいただきました。出丸さん、ちょうばさん、米朝事務所さん、お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

さて余談ですが、準備の様子です。

お二人が演じられた足元は実は机を寄せてコンパネをひいて作っています。

「飛んだり跳ねたりするわけやないからこんなもんやろ」「いやいやガタガタすると嫌がられるからもっとや」と荷締ベルトでしっかり固定。

そしたらちょうばさんがマクラで飛んだり跳ねたりするもんだからびっくり。会場作りがしっかりしているとお褒めの言葉をいただきました。

ちょうちんを飾り付け。このためだけに長押に釘が打ってあります。

会場を下見していただいた際に、

「光るんですか?」との問い。

いや、残念ながら。来年はLEDキャンドルなど入れてみましょうか?

まちづくりセンターから借りて来たパーティションを並べていきます。

「あれ?長さが合わんぞ?」「縦横で組み合わせるんですね」なんてやりとりがありつつ。

暗幕を被せて完成。こんな感じで会場が作られてます。

来年もいっぱいのお運びお待ちしております。